変則6叉路の安全対策を求め県庁へ。
議員になる前から、ずっと訴え続けている久原池田線、上諏訪の変則6叉路の安全対策。先日、本当に残念な死亡事故が発生した。自分の力不足を痛烈に感じている。だからこそ、動くしかない。動いて動いて、少しでも前進させることしかできない。
県議会の方々に協力を求めながら、県警の担当者へヒアリングへ行ってきた。
現時点で可能な改良策として、現在の押しボタン信号を廃止し、ホットモット前に押しボタン信号と横断歩道を新設。そして、現在の押しボタン信号より、少し手前の位置(大村駅側)に押しボタン信号を設置するという方向性を確認した。しかし、これは完璧な対応ではない。押しボタン式信号では不完全で、定周期信号がないと安全性を保つことは難しいからだ。
とはいえ、担当者は「あのような悲惨な事故は発生させないようにしたい。そのために抜本的な交差点改良を行い、定周期信号を設置するべきだと考えている」と明確な方向性を示してくれている。ポイントになるのは、市道藤の川横尾線と市道諏訪1丁目住宅2号線をなんとか一本化することだ。2つに枝分かれした市道が一本化できれば、定周期信号の設置は可能だという。
そのためには用地買収が必要。市道のことなので、市が主体となって用地買収に着手せねばならない。これまでの一般質問の答弁では、用地買収については慎重な姿勢が示されてきた。28日の一般質問では、市長の意思を確認させて頂き、決断を迫りたい。国土交通省にはこのような「防災安全交付金」という制度がある。十分に活用できるのではないだろうか。市民の生命、財産を守るのが行政、政治の至上命題。そのためには一定の予算出動は不可欠である。市長の英断を期待したい。