知事要望にて、間を埋めてみる…。

2日(金)、大村市長をはじめ、市の幹部(部長クラス)、議会役職者(議長、副議長、各常任委員長)で知事要望に行って参りました。

 

 

年に一度の恒例行事とは言え、大村市が県にお願いしたい項目を県幹部に提案し、意向を確認する大事な場です。

 

今年の要望事項は8項目で、下の画像をご確認ください。(当たり前ですが、県立図書館誘致の項目がなくなりました…。)

 

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市長から重点要望である「新幹線駅周辺整備への支援」、「国道34号線拡幅への支援」、「郡三踊の国指定文化財への支援」について説明があり、知事からはいずれに関しても前向きな回答がありました。田中秀和議長からは、「工業団地への支援」などを話されました。

 

そのあと、少しだけ間があいてしまう微妙な空気感。市長からは「議会からは他にない?」と水を向けられる…。

 

 

あぁ、こういう時って自分が行くべきなのかなぁ。先輩方もいらっしゃるし、遠慮するべきなのかなぁ。政治家らしく図太く前に出た方がよいものなのか、と考えていたら…。市長が、私の方を向いて一言。「やっぱり、若者の意見ば言ってもらわんばね!」

 

 

私の心の中。(あぁ、やっぱり…。市長がお触れにならなかった項目を申し上げなきゃ…。)

 

 

恐れながら、2点だけ要望させて頂きました。私が話すことになるとは想定していなかったので、まとまりに欠ける内容だったかもしれません。

 

 

「大村は人口が増えているとは言え、まだまだ雇用の場がまだ少ない。そして、引っ越したい、帰りたいという同世代(20代〜30代)からのニーズが大きいまちである。工業団地への支援は是非ともお願いしたい」

 

 

「学習塾を経営しているが、諫早中学校への進学ニーズが高いことを強く感じている。大村市にも中高一貫校が必要。大村市が積極的に取り組んでいる語学教育を打ち出した中間一貫校をご検討頂きたい」

 

と、申し上げました。

 

 

すると、渡辺教育長から「諫早中学校の1期生が、来年度高校へ進学する。その状況を見ながら、時間をかけて検討する事項である」という主旨の回答を頂きました。

 

 

有り難いことに、松本市長から「工業団地は、まずは市の方で動きますよ。候補地も2、3ヶ所に絞っていますから。年内には方向を示しますから」とフォローを頂きました。すると、知事の方も「ほう、そうですか」と少し驚かれていました。市長が話を広げてくださったので、ひとまず安堵。

 

 

そして、面白かったのは小林県議。緊張感溢れる場ですが、この方にとってはホームなんですよね。

 

 

「今の教育長の答弁は(県議会の)委員会の時に比べると、随分と前向きな答弁だなぁ。ぜひとも検討を進めて欲しい。大村市内から諫早中学校を受験している子どもが100名を超えている。そして、30名くらいが通学しているわけだから、大村への中間一貫校は必要なんだ」と強調して頂きました。

 

 

30分という枠はあっという間に終了。帰りのバスの中は、遠慮するべきだったかなぁ。それとも言ってよかったのかなぁと思案しておりました。

 

 

 

知事要望に参加したのは3年連続3回目です。強調しておきたいのは、松本市長と小林県議の個性ですね。お二人に関しては、過去の経緯から政治的なことを指摘されることが多いです。ただ、私が第三者として感じることは、こういう場においては強烈な存在感を放たれていること。お二人のベクトルが揃うのであれば強烈な推進力になるだろうなぁと思いますね。その成果が県立図書館誘致に現れていますよね。

 

 

間を埋めるために、若輩者が申し上げた内容を、しっかりと受け取って、広げて頂いた2人の大先輩には感謝です。

 

 

週明けも、公務で関係各所に要望へ参ります。お二人には遠く及びませんが、大村市の未来に繋がればという気持ちで意見を申し上げていきたいと思います。

 

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