OMURA室内合奏団は大村の新たな顔。

土曜日はOMURA室内合奏団の定期演奏会でした。いやあ、圧巻の演奏。終演後は団員たちがロビーでお客さんと交流していました。

 

 

まさしく「今、会いに行けるプロオケ」です。

 

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10周年の記念公演はメンデルゾーンの楽曲。メンデルゾーンの音楽は優等生過ぎだという思い込みがありました。何曲かCDで聴いたけど、好きになれませんでした。実は朝から、この公演を聴きに行くことすら憂鬱でした。苦手な音に120分も耐えられるか不安で仕方ありませんでした。

 

不安を裏切るOMURA室内合奏団。

 

 

交響曲第3番の演奏が終わった瞬間に「ブラヴォォ―」と思わず洩れてしまいました。かなり難しい楽曲ですが、丁寧な音作りがなされていることを感じました。定期演奏会ごとにクオリティが高まるOMURA室内合奏団。これからの10年間は間違いなく、大村の新たな顔になることを確信しています。当日は三城小学校の児童たちが聴きに来ていて、凄く楽しそうにしていました。

 

 

夜はOMURA室内合奏団を支えてくださっている松原勝也先生と音楽談義をさせていただきました。25歳にして新日本フィルのコンサートマスターをされていた松原先生。コンマスという重要な役回りの深層部分から、バッハから繋がる音楽の系譜について教えて頂く貴重な時間でした。迫先生、松原先生、そして楽団員の皆様、ありがとうございました。冬の定演も楽しみにしています。

 

文学、音楽、食べもの、お酒、そして人づきあい…。先入観で決めつけてはいけませんね。年を重ねる楽しさは理解できる領域が広がることですね。

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