活発な議会は終盤へ。「市民交流プラザ」の予算増額が焦点。

議会は決算審査に引き続き、委員会審査も終了。議会内のミーティングも活発である。
決算審査は特別委員会として審査を行った。委員長は大村市議会改革の主導者・里脇委員長である。理事者の説明、答弁が曖昧なシーンになると、しっかり制される。今回の審査では、課長たちが答弁できないシーンも多く、事前資料が欠けているなど、準備不足な担当課が存在したことは否めない。(もちろん、しっかりと準備されている課も存在している)
委員長が里脇議員だったので、かなり機転の利いた委員会運営がなされた。

 

 

個人的には打ち合わせをしていなかったが、園田議員と連動していたことに満足している。質問しようとしていたことを私より先に抑えてくださったり(その逆もあったのではないかと思う)、私が質問した後に、さらに釘をもう一本(理事者へ強く確認すること)打ち込んでくれたり、私のこれまでの質問趣旨を踏まえてくださったり…。

 

 

この決算審査で指摘・要望したことが、来年度予算にしっかり反映されることを期待したい。また、生意気な表現に思われること承知で申し上げたい。理事者におかれては3月議会の予算審査に向けて、資料および説明の事前準備を行っていただきたい。特に部長は、各課長の準備レベルを確認してから議場に送り出すようにしていただきたい。そのような細やかな確認こそが全庁的に欠けているのではないか。それが、市民交流プラザの増額のような事態を引き起こしている遠因であると感じている。

 

 

議会内部の議論は活発になってきた。大村市議会は会派、常任委員会、特別委員会だけではなく、市民と議会のつどいグループ、議会検証グループと様々な組織形態が存在する。

 

 

同一組織内における多様なグループ編成は活力を生むと4年前から指摘している。会派にとらわれず、議員間で交流、活動することは議会の相対的な活力を高め、新たな化学反応を引き起こすと確信している。某巨大アイドル集団のように、複数のユニットを形成することで、メンバーの新たな個性を引き出していることに近いのかもしれない。

 

 

 

議会検証グループの政策部会がようやく動き出した。

 

 

議会として一致した政策を立案する高度な環境を創出すること。部会内のメンバーで理念は共有できた。来週の協議では、これまでの活動の検証と今後の具体策に及びそうだ。汗をかくべきタイミングが到来しそうなので、しっかりと役割を果たしていきたい。

先程、少し触れたことだが、今日(9月14日)の長崎新聞県央面に「市民交流プラザの予算増額」に関する記事が掲載されていた。詳細は週明けに別項で書くつもりだが、想定外の増額(3億8000万円)である。市長も謝罪しているように、担当課の連携が悪く、報告が遅れてしまったことが原因だという。

9月定例会では予算増額分のうち2憶2000万円が補正予算に計上されている。来週の水曜日に委員会採決、24日に本会議で採決される。

まさに、大村市議会の真価が問われる局面である。私も多面的な立場から、多くの方の意見を聞きながら、最終的な結論をまとめたい。

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