縁を感じる3日間。

 

先週の金曜日は武雄市で開催されていた日本フェイスブック学会初日に参加してきました。今年は3日間開催、そして物産まつりと日程を重ねてくるという、巧みな演出。パンフレットもオシャレだし、職員の対応もバッチリ。入念な準備がされていることがうかがえるものでした。

 

 

樋渡市長から、evernoteを活用して行政文書を公開するという新発表がなされました。これは、8月の渡米時に構想をちょうど練っておられましたので、予想通りのスピード感。とはいえ、構想から公式発表までわずか3ヶ月ですから、一般的な行政の価値観からすると異例の速さです。特に地図情報の共有はかなり便利なものになると思います。この動きは間違いなく、他市へも波及していくと思われます。

 

この日は俳優で、リバースプロジェクト代表の伊勢谷友介さん、リッツカールトンホテル元日本社長の高野登さん、女優の杉田かおるさんらが勢揃い。

 

 

8月のアメリカ以来の再会に思わず、嬉しくなってしまいました。そして、以前からお会いしたかった方にも会うことができました。「世代間格差ってなんだ」の著者の一人、元市川市議会議員、現在は松戸市の部長職を務めておられる高橋亮平さん。まさか高橋さんが武雄に来られているとは思いも寄らずびっくり!

 

 

フェイスブックという手段を通じて、人が武雄に集う。新たなる化学反応が生み出され、再びフェイスブックなどのSNSを通じて拡散していく。武雄市という人口5万人の小さなまちが、世界に対して大きな仕掛け、うねりを巻き起こしているのは確か。日本中から参加者が詰まっているため、金曜、土曜日の武雄市内の宿泊施設は全て埋まっていました。樋渡市長をはじめ、武雄市役所の皆様、ありがとうございました。

 

 

翌日の土曜日は熊本市へ。

 

友人の結婚披露宴に出席。初めての選挙の投開票日に熊本から駆けつけてくれたのが、彼との出会いでした。彼のモノマネのお蔭で、緊張感に包まれた事務所が明るいものになりました。

 

彼は大学時代、歌舞伎・舞踊研究会に属していました。そんな彼に、「結婚披露口上をしませんか」とノリと勢いで提案したら、とんとん拍子に話が大きくなってしまいました。口上の台本はプロの方、囃子方もプロの方、かつらもプロの方、衣装も松竹さんからレンタル、そしてメイクもしっかり行うということに。

 

 

ここから、羽織を着て、メイクを施すと、こんなことに・・・。

 

 

本格的ですよね?

 

舞台はぶっつけ本番でしたが、さすがに歌舞伎・舞踊研究会の方々ですから実にお上手。そして、所作が美しい。私はそれなりに挨拶をさせていただきました。新郎新婦を取り囲むと、披露宴なのか、何かの公演なのかわからない写真になってしまいました。私は「悪代官にしか見えない」と言われましたが、いかがでしょうか。

 

川村君、結婚おめでとう。そして、君の披露宴で貴重な経験をさせてもらい、感謝しています。

 

翌日、ホテルのロビーの椅子に座っていると「え、なんで?なんで?」という関西風のアクセントで話しかけてくる男性。 都内の会社で働く大学の後輩でした。3年ぶりの再会はあまりに突然。彼も初めての選挙の時に、応援に駆けつけてくれました。この3年間はほとんど音信不通だったので、びっくり。

 

 

その後、熊本の政治家志望の高校生3人と会いました。彼らはネットで私のことを発見し、メールを送ってきてくれました。その行動力と勇気に感動しました。今回の熊本訪問に合わせて、実際に会うことになりました。私の都合上、1時間半でしたが濃密な意見交換でした。彼らは国政というよりも熊本、あるいは九州という地域を創っていきたいという思いが強かったのが印象的。メディアに考えを左右されず、自分で五感で情報を得てから判断するという姿勢は素晴らしいです。自分で言うのも変ですが、17歳くらいの子たちが32歳の地方議員と意見交換を気軽にできる時代というのは凄いことだと思います。SNSの可能性を改めて実感しています。希望に溢れる彼らと、何か一緒にできる日が楽しみです。

 

金曜日から日曜日にかけた3日間は、縁というものを強く時間するものでした。前向きに仕事に向かうことができているのは、出会った友人、仲間、先輩のお蔭です。ほんとうに御縁という財産には恵まれていると思います。3日間、お会いした方々に心から感謝申し上げます。

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