議会質問検証会は充実した内容でした。
6月、9月議会の一般質問を外部評価してもらうという初めての試みを実施しました。国内の地方議員の中でも珍しい取り組みだと思います。
要は評価ないところに成長なし。まずは自ら評価の目にさらされる、ということです。当初は市民の中から公募して、1年間チェックしをしてもらおうと思いましたが、好き嫌いや利害が絡んだりして、なかなか客観的な評価が得られないと判断。そこで、第1回目は東京大学大学院情報学府の本田正美さんに評価をお願いしました。
イベント満載の日曜日の午後ということで、10名弱の参加者。私の事務所で行いました。ありがたいことに人吉市議会の松岡議員、村口議員も見学に来られました。往復6時間もかけてお越しくださり、ありがとうございました。14年ぶりの再会の同級生も来てくれたり、濃密な意見が交わされました。
自分の仕事ぶりについて公開の場で評価を受ける。というのは、正直、怖い部分もありました。案の定、自分の気付かないことをたくさん指摘を受けました。
主なものとしては、
・政策提案における他自治体の事例が乏しい。
・政策提案をする際のコストを明確にした方がいい⇒提案者の村崎本人、または市長、理事者はコストが肌感覚で分かるが、質問を聴いている市民にはどのくらいの予算規模の事業なのかわからない。
・質問の時間が足りないため、質問に至るまでの背景が省略して質問を行っている。⇒唐突な質問が多い。じっくり説明する時間を取るべき。一般質問の項目を見直すべきではないか。
本田さんの評価に加えて、私の質問を全て見てくださっている市民の方もいたので、的確なご意見を頂きました。本田さんからの評価書類は、ホームページに特設コーナーを作ってアップしたいと思います。今回は第1回でしたが、今後も継続していきたいと思います。後援会長の山口さんも「わかりやすい取り組み。村崎君がどういう意図を持って、質問を行っているのか理解できるよい機会だ」と感想を頂きました。
とにかく、やってみらんとね。また、次もやります。参加された皆さん、本田正美さん、ありがとうございました。今回の評価を12月議会の質問に反映させて、第2回目の検証会を開催できればと思います。議員活動におけるPDCAサイクルのモデルを確立できるよう頑張ります。
明日はドットジェイピー理事会なので上京します。