町内会連合会との意見交換会&農協青年部との意見交換会
市内8地区の会長さんと議会(議長、副議長、常任委員長)との意見交換会でした。 初の試みでしたが、5月ごろに河内町内会連合会会長と辻前議長が話されていたことが発端。天国の辻前議長も喜んでくださるような、充実した意見交換会でした。
「議会には執行権がない。市長と議会の立場は全く違うことを多くの市民に理解してもらわないといかん」 「行政の情報よりも、議会としてはどういう立場で取り組んでいるかをしっかり報告して欲しい」といったご意見を頂きました。2007年から始めた議会改革がかなり浸透していることを感じました。
やはり浜屋撤退の衝撃は大きく、跡地利用を含め活性化の具体像をしっかり描くよう要望を頂きました。 また、国道34号線拡幅について以前に比べると優先度が下がっているように思われるので、しっかりと 取り組むよう指摘を受けました。
辛口コメントで有名な河内会長も、「今日はよかった。次回もしましょう」と笑顔で帰って行かれました。 色んなことを想定して準備を進めてきたので、議会のメンバーも少し安堵しました。
町内会連合会もそうですが、PTA、医師会、婦人会、商工会議所、福祉関係者などなど。市内には多くの団体が存在します。 閉会中はこのように、議会と意見交換するような場をどんどん創っていけたらと思っています。
先週の金曜日は、JA青年部の方と意見交換会でした。 議会からは、山口議員、城議員、私の3名が呼ばれ出席しました。
婚活パーティーの拡大・充実を図ってほしいという意見から始まり、昨年の市主催の婚活パーティーでは1組の カップルが成立したと報告されました。会場は和やかな雰囲気から始まりました。しかし、段々とシリアスな話題へ。
(年齢的に)転職は最後の機会なので、このまま農業を続けるかどうか岐路に立たされているという切実な声。知らないところで政策や計画が決まっている。自分たちの父親たちは関わっているのかもしれないが、 現場の実態に合わない政策や計画になっていると指摘を受けました。
それならば、若手農家の皆さんの声を議会で反映できるようにしよう!ということで、私たち3名の議員は、この日のような意見交換の場を継続的に実施することを提案しました。意見交換会を企画したJAの若手職員も私たちの打診にはじめは驚いていましたが、 「ぜひ、次回も企画させてください」と満面の笑顔でした。
理事者よりも現実的な課題を知り、理事者よりも現実的な解決策を提示する。
これが、今の私が求めている議会の理想像の一つです。その理想を叶えるには、 議員個々ではなく、議会として現場の意見を聴くような場をできるだけ多く創っていくことだと考えています。 2期目の残りの任期は、その点にもっとこだわっていきます。そして聴いた意見をしっかり政策として 反映させていく過程を作り上げたいと、難しい課題設定をしています。
色んなことを教えて下さった皆様に心から感謝します。ありがとうございました。