熟成という名の逃避。
議会は昨日から一般質問が始まっている。
園田議員の市長選出馬表明、ある議員の不適切発言などと、どこか落ち着かない空気が漂っているように感じる。(私だけかもしれないが)
月曜日の質問に向けて、だいたいの方向性が見えてきた。答弁作成を担当する課長たちと打ち合わせも行って、自分の質問の意図は伝えることができたし、理事者の考えも掴むことができた。私の質問は以前に比べると激しい叩き合いがないから、大人しくなった、つまらなくなったと感じる方がいるかもしれない。
私も血気盛んな20代から、33歳になり人間的に丸くなったのかもしれない。以前と変わった部分があるとすれば、こういうことに収束するだろう。
市議会の一般質問で取り上げるのだから、私の主張を100%取り入れて欲しい、当局の方向性が間違っていることを全面的に否定し、修正したいというのが1期目の私であった。現在は、理事者の方向性と私の中で一致点を探る。最大公約数を探る場として、一般質問を活用している。その最大公約数というものが、見出せないとき、あるいはその数が期待している値よりも小さい時に議論は激しくぶつかることになる。したがって、自身が満足できる最大公約数を獲得できるよう質問設計をしている。
月曜日まで、ぎりぎりまで粘って準備したい。
寒くなると谷崎、川端を読みたくなる。なぜだろう。読むたびに新しい出会いがある。なぜだろう。
それでは、皆さんよい週末をお過ごしください。