次は、小中学校の体育館に空調設備を整備するべきだ。
【9月議会 厚生文教委員会審査より】
一般質問を控えたので、委員会審査で細かなことを確認しています。教育行政に関して、2点アップいたします。
◎普通教室、特別教室の次は、体育館に空調設備を!
大村市内小中学校の普通教室(100%)特別教室(48%)において、空調設備は設置されています。
ところが、文科省のデータにあるように、体育館の空調設置率は全国で3.2% という現状です。
最新データはまもなく、文科省のホームページにアップされるはずですが、依然として低い設置率だと見込みます。
台風10号の時は、一部の避難所がキャパオーバーし、また避難所によっては空調設備がありませんでした。
新型コロナウィルスとの共存時代、夏の豪雨、台風がこれまでの想定と異なるレベルになっていることを見据え、避難所のゆとりを持つべきだと考えています。
以上のことから、
児童生徒の熱中症対策に加え、地域の防災拠点となる、小中学校体育館に空調設備、トイレ等を充実させることを、委員会審査で提案しています。
教育長からは、「今後検討していくべき課題である。体育館に求められる機能が変わってきている。学校建て替えを勘案しながら検討していくべき」と、認識を示されました。
個人的には、菅新内閣が、学校体育館へ空調設置に関する交付金を打ち出してくれたらと期待しています。
市に対して、賛同する議員と共に予算化へ向け働きかけていきます。
◎学校給食の運営は今のところ大丈夫。10月より給食費はコンビニ支払い可能。
食材が高騰し、学校給食のメニューが減らされた時から、事あるごとに給食センター長にしつこいくらい確認しています。
「キャベツは1玉200円するし、ネギも高止まりしている。野菜の高騰が続いている。給食のメニューを減らすことなく食材確保できているか?」と確認したところ、
給食センター長からは「現状問題ない」という答弁でした。
さて、給食費の納付ですが、銀行口座からの引き落とし登録が98.8%です。とはいえ、残高不足等で引き落とされなかった方に対しては納付書を送付し、金融機関で納めて頂くことになっています。
「働いている保護者にとって、平日15時までに金融機関に行くゆとりがない。コンビニ支払い、PayPayなどの電子決済を検討できないか」と確認したら、
「10月よりコンビニ支払い対応します」
と、センター長が自信満々に答弁されました。柔軟な対応に感謝です。
わずか2件の報告で長文になりました。
市税、水道料金をはじめ、市に納付する決済手段のあり方について、12月議会の一般質問で取り上げる予定です。