【前代未聞】7月22日の臨時議会は中止。V・ファーレン長崎拠点整備の経過について。

明日(7月22日)予定されていた臨時議会は招集取り消し!

つまり、V・ファーレン長崎拠点整備を見据え、総合運動公園の設計変更の予算に関して審査する機会は消滅しました。

そもそも、この臨時議会は7月9日に予定しており、7月22日に延期。そして前日に、異例中の異例の取り消し。前代未聞、急転直下の事態。

詳細の理由については、明日10時より全員協議会にて報告があります。

議会の招集権は市長の専権事項です。つまり、今回の招集取り消しは市長のご判断。

ここからは私の推測です。

なぜ、臨時議会招集取り消しに至ったのか

①現状では、議会の予算承認が難しいと判断したため

②クラブ側と更なる協議が生じる事態になったため

ということが、考えられます。

いずれにせよ、判断が遅すぎます。災害対応を急がねばならず、対応するべきことが多い中で、かような錯乱ぶり。

議会日程を弄び、市民、サポーターを混乱させるのは本当にやめていただきたい。

なぜ、議会が予算案に対して否定的なのか

(賛成議員もいますが、現状村崎が把握する限りでは反対多数の見通し)

高田旭人社長、市の担当者、各種スポーツ協会関係者らを対象として、議員有志の勉強会を開催してきました。

◆その中で「重要な問題」と認識されたもの

①V・ファーレン長崎が利用する人工芝1面、天然芝2面のサッカー場、体育館バスケコート1面に係る使用料は無償であること。

上記施設の整備、維持管理費用も大村市による単独負担です。

《想定される整備費用》

人工芝1面 約4.82億円

天然芝1面 約4.13億円 予定では2面整備

体育館   約18.28億円

《想定される維持管理 年間費用》

人工芝1面 約850万

天然芝1面 約3200万

体育館  約3300万

画像にありますように、1月31日の全員協議会の議事録をご覧ください。

当日はクラブハウス構想発表の記者会見があった日です。

私の質問に対して「クラブ側から使用料を頂く」と(当時の)部長が説明されていました。

ところが、ここへ来て一転して無償対応の方針を示しました

(年間使用料はおよそ3000万程度を無期限 無償対応

これはもう、市の方針に軸が皆無であると言わざるを得ません。

②ソフトボール協会を始め、各種スポーツ団体と協議、調整が不十分である。

昨年9月議会の時点では、スポーツ関係者と協議、調整をすると答弁されていましたが、各協会関係者への具体的なアプローチは本年7月に入ってからというお粗末ぶりが議員有志の勉強会で発覚しました。

まとめ

長々となりましたが、現在の計画は市民のためにならない、市民の理解が得られにくい内容になっています。現在の大村市政は災害対応、復旧、復興支援が最優先であり、市が何でもかんでも負担するというのは、身の丈に合わず、非常にリスキーです。

クラブ側から7月が期限と示されていながら、詳細を詰めてこなかった市長及び市の姿勢は残念です。

やはり、この計画は市長の暴走モードであったと私は断じます。

この案件に対して、市長自ら手を挙げたのは2018年末でした。そこから1年半が経過し、何を協議してこられたのか。市長の軸、リーダーシップが全く見えません。

明日、園田市長からどのような説明があるのか、注目しています。

私も厳しく質問、追及します。わかり次第、報告いたします。

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