2020年3月議会 一般質問のまとめ

3月4日に行った一般質問は失敗。

市長と細部に切り刻むやり取り(山伏問答のように)を展開したかったのですが、
時間不足でした。

 

ただ、ご覧いただいた方からは、

「相変わらず突っ込むね」「問題点をしっかり指摘で来ている」
「答弁される側に失礼な物言いするよね」「項目を削除して、もっと絞って欲しい」

など色々な助言・感想を頂きました。

市民(納税者)の声を代弁する貴重な機会なので、予定調和でお行儀の良いやりとりだけで
終わらせることはできません。こちらが問題点を的確に炙り出しても、真正面に応えない理事者に対しては、強い言葉で迫らないと「何のための60分だよ」って話です。
その点はご理解頂きたいと思います。

 

主な項目別にまとめています。

 

①大村市マスク備蓄状況は?なぜ上海市閔行区へ支援したのか?

 

東日本大震災以降、マスクの備蓄をしていませんでした。

大村市のマスク備蓄はゼロなのです。(県は医療従事者向けに30万枚の備蓄あり)

庁内で確認する体制はなかったのでしょうか。

更に、「備蓄がないことを把握した上で、市中のマスクをわざわざ購入し、
上海市閔行区へ支援した」という、市長の判断は不適切であると断じています。
今後のチェック体制を改めるよう、市長に求めています。

 

豊富な医療機関、自衛隊駐屯地、空港を抱える自治体として意識が低すぎます。

 

本当は市長に対して直言するべきセリフがあったのですが、時間不足で割愛しました。

 

②子ども健診における保護者の負担を減らすことについて

 

子ども(1歳半、3歳児)の健診が非効率な手法で行われており、
保護者の負担が大きいことを指摘。エアコンなし、椅子なしの狭い廊下で1時間以上も
待っている現状を現地で撮影した写真を基に説明しました。

 

市長からは健診内容のプログラムを見直しつつ、改善を図っていくという答弁でした。

 

③V・ファーレン長崎練習拠点に関して、市民は利用できるのか?協議はどこまで進んでいるのか?

 

多くの議員が質問していた上に、質問時間が足りないので、論点を絞りました。

 

総合運動公園に市が整備するサッカー場3面、体育館(球団試算で整備費用約18億円)について、

 

「ほんとうに市民が利用できる施設なのか」「球団専用の施設ではないのか」と強い口調で迫っています。

担当部長からはようやく、球団が示している利用時間・状況の一部が明らかになりました。

※質問&答弁内容が翌日の長崎新聞に掲載。

 

 

 

最も切り込むべきテーマでしたが、時間不足。6月議会に向けて引き続き、調査してまいります。

 

④大村から世界に挑戦する子どもを応援しよう!

 

山口県萩市が導入した「グローバル50奨学金」のように、大村市から勉学・スポーツ・文化において世界へチャレンジする子どもを
支援する制度を提案しました。

 

大村ボートの利益は未来の大村を担う子どもたちのために活用されるべきと主張しました。市長も前向きな答弁でしたので、検討状況を
引き続き確認していきます。