3月議会が閉会。平成28年度に向けて準備が整う。

3月議会が閉会しました。平成28年度当初予算378億3千万円をはじめ、上程された全ての議案は可決されました。

本格的な園田市政がスタートすると言えるでしょう。

 

 

人事案件の動きをアップしておきます。

 

①新年度から、副市長は2名体制から1名体制へ方針転換。

吉野副市長が継続で、小野副市長が退任することになりました。

 

②上下水道事業管理者は一新。

福田管理者が任期満了で退任し、4月からは朝長定管理者が就任します。

 

③教育委員会政策監(部長級)を新設。

元大村工業高校校長の遠藤雅己氏が新年度より着任。

 

というわけで、人事面において園田市長カラーが発揮されつつあります。政策監というのは初めて設置される役職なので、どのような立ち位置になるのか、気になるところです。委員会審査中ではなく、議会最終日の朝に、突然の発表をされました。特別職ではないため、議決権を必要としない人事です。とはいえ、議会としては困惑気味の雰囲気でした。

 

 

子ども医療費助成事業の財源を安定財源にするべきだ。

 

園田市長の目玉政策の一つである「子ども医療費の無料化」です。新年度予算では小学生分(約8600万円)が盛り込まれているのですが、財源は子ども夢基金です。この基金はボート事業の収益ですので、非常に不安定な財源と言えます。つまり、不安定な財源で小学生の医療費無料化を行うことは絶対に反対。なぜなら、事業の継続性が担保されないから。これは松本市長時代から、私が誰よりも主張していることで、禁断の果実に手を付けるようなもの。ボートの収益という変動要因が大きいものに、市民生活に影響が大きく、かつ継続的に実施する(であろう)事業に充てるのは論外。議会全体としても、私とほぼ同じような空気なので、この議論は6月議会でも展開されると思います。

 

時間がないので、厳しい論点だけを整理しています。総合的にとらえると、外部有識者の登用や、中学校給食のモデル化、主権者教育の充実など、園田市長のスピード感溢れる姿勢が予算に盛り込まれ、市長の政治姿勢がプラスの方向にどんどん発揮されることを期待しています。

 

 

ここから個人的な話になります。2月から体調を崩していまして、なんとか3月議会を乗り切りました。

 

多くの関係者の方、ブログ読者の方々にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。これから、3月議会の情報や論点も、徐々にアップしていきます。明日から、広報委員会の視察、来週は四国への視察が入っていますので、一気にとはいきませんが、どうかよろしくお願いいたします。