舌禍騒動の一般質問初日。

大村市議会一般質問初日。

 

会派長の伊川議員は浜屋跡地問題に鋭く切り込んだ。また、給付型奨学金がなかなか活用されていないことを明らかにし、市長からは基準の見直しを行う趣旨の答弁を引き出した。園田議員は相変わらず奥行のある政策提案だった。中でも、「NPO法人ラブ&セーフティー」が取り組んでいる活動を地方創生の軸にしてはどうかというもの。地場産業の振興にもつながるというアイディアは園田さんらしいし、私も賛同できる政策だった。

 

活発な議論が交わされた一方、不適切な発言で議会が一時ストップする場面が見られた。

 

午後の開会が30分近く遅れたのは、そのせいである。その方は過去にも、事実誤認発言、市民の噂話を裏付けも取らずに質問を行っている。私の記憶では、複数回である。ベテラン議員が議事進行をかけ、不適切発言であることを指摘し、議会運営で事実確認、再開された本会議で発言議員が陳謝・撤回という流れが恒例行事化しつつあった。

 

今日の議会においては、その議員から「固有の団体名をあげ、不祥事の存在」を鋭く指摘がなされた。しかし、当の本人は不祥事の内容は具体的に把握していないことを公言するものだから、開いた口がふさがらない。裏付けのない状態、つまり、類推、憶測で本会議で質問するとは論外である。その上、具体的な団体名まで公言するという暴挙である。議論にタブーはないと思うが、最低限のマナーは持ち合わせるべきである。

 

 

一般質問が終了した後に、議会運営委員会が開催された。おそらく明日の議会で、一定の着地点が示されることになりそうだ。大村市議会の限られたリソースが非生産的な議論につぎ込まれていることが哀しい。

 

 

明日は一般質問2日目。同じ会派で新人議員の野島議員も登壇する。新人議員も続々デビューする。フレッシュな議論が交わされることを期待したい。私自身も過去を振り返ると、失敗の連続である。失礼な発言、質問も多々繰り返してきた。自分を戒めながら、精度の高い議論を行う準備を進めていきます。