【委員会審査初日】「8億円も繰り入れして大丈夫なのか」
議会は委員会審査が始まっています。
委員長を務めている都市環境委員会は重厚なメンバーが揃っていますので、活発な質疑が交わさていました。
今日の審査で扱った主な内容です。
競艇場建替え予算の増額、及び競艇事業の今後の経営見通し、斎場の指定管理者制度から直営方式への変更、久原スマートチェンジの計画、総合グラウンドの進捗状況本町アパート&市民交流プラザの進捗状況などを審査しています。
明日の審査が終わったら、幾つかの話題はトピックスとしてアップしようと思います。もし、個人的に関心のあられるものがあったらメールや直接、お尋ねください。説明をさせて頂きますね。
引っ掛かることが一つある。
平成24年度の競艇事業の利益は11.4億円の見通し。これは、素晴らしい実績である。競艇企業局の経営努力には心から敬意を表したい。
ところが、市長は利益の内の8億円を一般会計に繰り入れするよう求めているという。なるほど、来年度から繰入金は見込むことができない(建替えによる影響の為)から、「もらえる内にもらっておこう」(市長の本会議答弁より)というのは一定の理解できる。ただ、これまでは競艇事業の利益の半分を一般会計に繰り入れするというルールを設けていたことを一般質問で確認してきた。
さすがに委員会でも、「8億円の繰り入れ」を問題視する声は大きかった。明日の朝一番で、財政担当者を呼び詳細を確認することになった。果たして、この繰入金を活用して新たな事業を手掛けようというのだろうか。(将来に備えて貯めておくならば納得できるが)競艇企業局の経営努力によって生み出された利益をそう易々と、事業化させようというのは容認できない。競艇事業は水ものだから、好調な経営成績が続くとは限らない。建替え予算も増額することになった、この状況下において8億円を繰り入れさせるのは少々やり過ぎではないだろうか。
明日も引き続き、委員会を行います。6月議会で審査するべき内容は終了しましたが、繰入金ことに加えて水道事業、三浦の産廃施設のことを確認します。午後には現地視察も行う予定で、かなり充実した委員会審査が出来ていると思います。