メディアのあり方を問い続けている本白水さんを応援したい。
アルジェリアの悲惨な事件。実名報道を強行したメディアに対して闘っている人間がいる。被害者の甥にあたる、本白水さん。本白水さんのブログ、フェイスブックの発信を読むと、メディアの暴走ぶりがひしひしと伝わってくる。
叔父を誇りに思います モトシロブログ
※リンクからブログをご確認ください。
こちらにも、本白水さんのインタビューが掲載されています。
私自身は大村に住んでいると、メディアの過熱報道、記者による暴走というケースはあまり感じることはない。一概に比較することはできないが、私が取材を受けてきた記者(地方紙、全国紙含め)たちは事実を歪めたり、自分のシナリオに持っていこうと誘導することはない。痛いところを突かれることもあるが、地域の本質を報じようとする記者が多い。昨年、長崎新聞社が累犯障がい者の連載取材から新聞協会賞を受賞したことは、その証左と言えるのではないだろうか。
個人的に思うのは、ローカルメディアの前線にいる記者の方が、機微というものを熟知していることだ。
したがって、私は全面的にメディア、記者を否定するつもりはない。ただ、今回の本白水さんを取り巻いたメディア、記者の暴走、配慮の足りなさは非難されるべきだと思う。社として、何かしら対応を行うつもりはないのだろうか。皆さんも、本白水さんの発信、主張に触れて頂きたいのです。
ちなみに、本白水さんは、昨年11月にこちらの動画収録の際に随分とお世話になりました。温かみのある優しい方で、てきぱきとした仕事ぶり。近くにいたら、イベント、プロジェクトをご一緒させていただきたいと心から思える方だった。そんな方が、たった一人で大手メディアに戦いを挑んでいるわけだから、よほどの怒りと哀しみを憶えていることは容易に想像できる。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=LviOgks8IHY[/youtube]