塾頭・村崎です。
大村高校をはじめ、多くの高校が期末試験ウィークに入りました。私も高校部にやって来ては、地歴・公民の解説を行ったり、進路相談に乗っています。乗っているというか、絡んでいると言うべきかもしれない(笑)
高校2年生の女子生徒たちとゆっくり話をした。
インド→情報産業が発達しているなんて知らなかった…。
シンガポール→東南アジアにおける物流をはじめ、経済の中心地
ドイツ・イタリアの自動車→ベンツってドイツなんですか?フェラーリってイタリア?!
こういう相場観がないことに、驚いた。たとえば、BRICs(ブラジル・ロシア、インド、中国)をはじめ、世界のどの国がどのような事情で、発展しているのか、伸び悩んでいるのか…。そういう背景と言うか、世界観を持ち合わせていない。そりゃ、試験前に無機質に情報を叩き込む作業になるから定着はしないわね。
なので、落ち着いたら世界観を身に着ける特別授業を行うことにした。私が旅してきた国の画像、動画、海外で働く友人、知人にリアルタイムで映像を送ってもらっりして、地理Bに強くなるための世界観を身に着けるということを始めようと思う。立体的な講座にするけん、これはおもしろかばい。
それから、「ほんとうはCAになりたいんです」と本音をぶつけてきた女子生徒がいた。でも、周りの人たちが「安定している世界に行きなさい。だから、私には無理だと思ってました」と言うではないか。
おいおい、安定ってなんやねん?君が医療系に進むことが、ほんとうに安定なのかい?CAになるのは無理ってなんで思うの?CAになるためにはどんな道があるか知ってるの?などなど、ひとつひとつ質問を繰り返しながら、キャリアについて共に考えました。
大村高校生の後輩たちよぉ、自分の可能性を「安定」の名のもとに潰していたりしないかい?
大人が言う安定は、ほんとうに安定というのかい?
なりたい職業、やりたい目標があるなら、そこに向かって動き出してみようぜ。CAになりたいなら、CAに会って話を聞けばいいじゃないか。19時ごろに、某ホテルの近くにいらっしゃるじゃない(笑)それは半分冗談ですが、松尾や私の友人・知人をフル動員して、話す機会を創り出します。
学ぶ機会は無限大。強制ではなく、できるだけ気付きの場面を作っていきたいと思う。塾頭の私は高校生に対して、発見の機会を創り、行動をサポートすることに全力を注ぎます。入試に向けた教科指導は松尾が最高のコーチングを行います。
高校部season2に向けて、新たな仕掛けを着々と用意しています。4月末から動き出しますから、生徒たちお楽しみに。