佐世保高専に生徒が合格した。
6期生(現中3)の生徒の中で、お預かりした期間が最も長く、ムードメーカーの男子生徒。諫早高校附属中は準備期間が足りず不合格。1月の佐世保高専推薦入試では口頭試問をうまく答えられず不合格。
彼は、私立高校入試を受けていなかったので、他の生徒たちはすでに経験している「入試で合格するという味」をただ一人感じていなかった。試験は上手くできたというが、ずっと不安な表情であった。土日の授業もどこかうわの空であった。
10時ちょうどに、ホームページで確認した。
彼の受験番号はすぐに飛び込んで来た。即座に、お母さんに電話したが泣いておられた。本人は放課後に先生から知らされるということになっているので、学校に乱入して本人に伝えたい衝動に駆り立てられた。
おめでとう。
シリコンバレーで働くという目標に向かって、突き進め!
私は、あと16名の進路実現に向けて気を引き締めていく。心から喜ぶのはもう少しあとだ。