3100万円の重みを想いに託して、投票へ。

 

明日から12月定例会が始まります。

 

議案の中に、専決処分の3100万円があります。これは、来る衆院選の選挙にかかる事務的な費用です。(開票作業など)大村市の有権者数は約7万人。したがって、1票あたり約440円程度のコストがかかっているということになります。(財源は県からの補助金ですが、公金であることに変わりありません)

 

学生時代からドットジェイピーの活動を通じて、議員になってからも、ドットジェイピー理事になってからも、「選挙に行こう!」という活動を続けています。今回は公示までの期間は短いけれど、大学生や仲間たちと一緒に街頭などで活動を展開します。民主政治というのは、ひとり一人が考え、行動することが基本原理だと考えているからです。それを放棄するならば、民主政治は成り立たないし、民主政治そのものが不要ではないかとすら思うのです。

 

今回の選挙は様々な要素が絡まり合っていて判断が難しい。選挙前後で政権構想が大きく変わることも考えられます。国民の想定が崩れることも、いかようにもあり得ます。それでも、どんなに難しかろうと、考えること。投票に行くこと。こうして、民主政治は少しずつ進化させていくものだと思うのです。私は議員になってから、たかが6年ですが、民主政治というものは、何か生き物のような気がしてなりません。ほんとに、国民(市民)ひとり一人が生かしたり、殺したりする制度だなと痛感しています。

 

本題から逸れ始めてしまいました。お伝えしたいことは、「投票する」というあなたに与えられた根源的な権利に対しても、あなたの納めた税金が使われている、ということです。だから、考えて欲しいし、しっかり意思表示をして欲しいです。私も、じっくりと考えていきたいと思います。いち政治家としては、自分が共感できる候補者を勝手に応援しにいこうと思っています。

 

日本国憲法の中で、唯一、共感できるのが第12条。

 

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」

 

出来うる範囲において考え、行動する。今の私に出来る努力は、それだけです。

 

 

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